#07 再開と離別と

前回のラストからの続きでルイスが搭乗しているとは夢にも思わず突っ込んでくるGN-Xに砲口を向けて照準を合わせる沙慈だが、人を殺すことに逡巡して引き金を引けず「僕はぁぁぁぁ!!」

で、結局撃てず。

まあそうだよな。
ここで撃っちゃったら物語がある意味終わってしまうもんな。

隣で一部始終を見ていたイアンのおやっさんはがっくりしている沙慈を見て

「撃てなかったか…。いいさそれで」と一言。

有能な働き者で気さくでちょいエロで人間通…ってこんなオッサンにオレはなりたいわ。ツインドライヴが不安定だからトランザムモードは使うなよとあれほど言っておいたのに(やむを得ないとはいえ)使って案の定壊してしまった刹那にも怒らないし。優しすぎ。あそこはもうちょっと怒っても良いと思うぜおやっさん。


ミスターブシドーの振る舞いは無いわ。敵をやっつけるかやっつけないかは完全に自分の判断て、軍隊という組織を根底から覆す行為は見ていてあり得なさ満点でどん引き。ファーストシーズンでは4機のガンダムに対して800機以上のモビルスーツを投入しての作戦に違和感を感じつつもあえて私情を殺し上層部の命令に従い作戦を遂行させる、という自覚があったのに、そんな矜恃は名前とフラッグと共にすっかり消し飛んでしまったらしい。この設定って下手するとドラマそのものをダメにする危険性もあるんじゃないかな。

さて今回のメインはアレルヤとソーマ(マリー)のエピソードが取りあえず一段落という話。マリーが主人格を取り戻して31話に及ぶひとつの物語が終わった。ソーマとしての人格がまったく失われたわけではなく、下位人格として記憶はしっかり残っているというのが物足りないが、まあそれはおいといてよかったのうよかったのうおっちゃんも嬉しいわーと思う反面、きっと悲恋なんだろうなあという予想も容易に出来るところが哀しいけどな。自分としてはきりっとしたソーマも良かったけど優しそうなマリーに心惹かれる。しかしフェルトとかソーマとか、自分の好きなキャラはみんなチューするよなー、なんだかなー。それにしても部下としてより「娘」としての幸せを願いアレルヤにソーマを托したセルゲイ大佐はかっこよすぎ。オレも抱きつきたかった…。

さーって次回のダブルオーは噂のパーティーの回。あの女装はティエリアなんだろうか。だとしたらなんで胸に谷間があるんだ?

#06 傷痕

いきなりティエリア先生による沙慈へのお説教モード全開からスタート。カタロンの基地の惨状を茫然と見ていたスメラギさんが過去のトラウマを触発されて気を失うという大変な展開からカティ大佐とスメラギさんの共通の過去の傷痕が判明。ふたりは同じ職場(というか戦場)で自分たちのミスによる友軍同士の戦闘という失敗をしてしまったらしいっす。スメラギさん(月島雫@耳をすませば)とカティ大佐(キキ@魔女の宅急便)、中の人がジブリ映画で主役だったっていうだけじゃなかったのか。しかもその失敗でスメラギさんは恋人を失ってしまったという悲劇。ファーストシーズンでさっぱり明かされなかった事実が次々と明らかになっていきますなあ。でも今日の極めつけは

王留美「あなたでは分不相応なのよ紅龍…いえ、お兄様」


工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

そそそそそそんな設定だったの!!??


なんてゆっくり驚いてるヒマもなく話は容赦なく進んでいくわけだが、しかしあの2人兄妹だったのかー。でも兄が妹の従者みたいになっているってことは兄貴が妾腹とかそんな感じなんだろうか。まあいずれにしてもどんどんブラックな感じになっていく留美が近いうちに殺されるのは確実として紅龍がその時どう動くのか分からなくなってきたぞ。単純に留美を守りながら死ぬとも言い切れないな。2人の間に考えの違いが徐々に出てきたところだし、兄なら留美に替わって王家を継ぐって可能性もあるし。

で、再びスメラギさんの回想シーンで恋人エミリオ・リビシ登場。なるほどさわやかな好青年。15歳で大学を卒業した天才戦術予報士であるところの若き日のスメラギさんが惚れるのも無理はないね。ビリーには勝ち目ないよ、ははは。でもイケメンなんだが、つのだ☆ひろみたいなヘアスタイルはどうかと思う。

これでもまだ前半終わらないんだから今日は内容濃すぎ。

後半はカタロンを逃がすためソレスタルビーイングの陽動作戦。最初からガンダム4機揃っての作戦はセカンドでは初めてじゃなかったかな。

ダブルオーにはミスターブシドー、アリオスにはソーマ、と宿敵同士がぶつかる中、ルイスは単騎プトレマイオスに突撃。そのプトレマイオスにはかつてのルイスの恋人である沙慈が乗っているってのはまあお約束のパターンなんですが、カタロンに対する贖罪の気持ちから何でもやります!と言ったところ砲撃を任されちゃったら突撃してきたのはルイス…って沙慈にはつくづく厳しい状況が続きますな。もっとも沙慈にしてもルイスにしても相対峙しているのがかつての恋人というのは夢にも思っていないわけで、見てるこっちが勝手にああカワイソーとか言ってるだけなんだが。

しかしこちらに向かってくるGN-Xに照準を合わせたまでは良かったがここで引き金を引けば、これまでさんざん非難していたソレスタルビーイングと同じ人殺しになってしまうという葛藤があるのは仕方ない。隣で「何してる!撃て!」とイアンのおやっさんに怒鳴られても「僕は…僕は…!」と逡巡しっぱなし。そうしている間にもルイスの駆るGN-Xは自分の両親や親族、そして自分の片腕を奪った(と思っている)憎きソレスタルビーイングに一撃加えてやろうと迫ってくる。

ルイス「ソレスタルビーイング!!」
沙慈「僕は…僕は…僕はぁぁぁぁぁ!!」

次週に続く

オレ : 工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

時計見てびっくり。もう終わる時間だった。今日はホント、内容濃すぎだわ。

で、予告を見ると来週はいよいよソーマ・ピーリスがマリー・パーファシーである本来の自分を取り戻すわけでますます目が離せないなっ。

#05 故国燃ゆ

不用意な話でひとつの組織の基地を壊滅させてしまった。あ〜あ、これで沙慈も十字架背負っちゃったねぇ…それもとびきり重い十字架を。今まで「自分は戦いをしない」っていう立場を良いことに局外中立を決め込んで無責任な気分でいたツケがまわってきたという顛末。

「私は自分自身のことは客観的に見ることが出来るんです。あなたとは違うんです」などとご立派なことを言ってのけちゃう方もいらっしゃるようだが、普通は人間誰しも自分自身を俯瞰して見ることなんか出来ないわけで、そんな沙慈が自分の置かれている状況を理解できずに無思慮な行動や言動を繰り返しているのを見るはイラッとくるが仕方のないこと。そしてコトの大小の差はあれ時と場合によっては結果的にこんな事態を引き起こしてしまうことはよくある話。こうして沙慈も否応なく戦いの中に引きずり込まれてしまうという展開も含めてよく描かれていると思った。

今回は反政府組織カタロンの中東基地を壊滅させるために第一話でも出てきた対人無人兵器オートマトンを使用。それに対する反応でカタロン内部での今後の色分けが判ってきた感じ。嫌悪感を感じたカティ・マネキンとソーマはきっとこの先カタロンから脱けるんだろうなぁというのが何となくわかった。どんなカタチかはおいといて。

さていよいよアリー・アル・サーシェスも登場。これで主要キャラは揃ったな。

#04 戦う理由

冒頭からいきなりアレルヤの超人機関での回顧シーン。先週も書いたけどけっこう鬱になるシーンなんだが妙に惹かれるから困る。なるほど、自分の名前すら思い出せない少年にアレルヤって名付けたのはマリーだったわけか。ていうと何なんだろうね、「(アレルヤってのは)神様への感謝の言葉よ」なんて宗教観を幼児の時期から持ってるんだからデザインベイビーというのは嘘なんじゃないかという気がしてきた。マリー・パーファシーからソーマ・ピーリスへと人格を変えられた際に超人機関から植え付けられた偽の記憶かも知れない。セカンドシーズンで一番気になるエピソードなだけにますます目が離せなくなってきた。

そんな今日の敵はトリロバイトとかいう水中モビルアーマー。ファーストガンダムでのグラブロ同様、この水中モビルアーマーってのはだいたいあっさりやられちゃうんだが今回もさほど大した活躍もせずにやられてしまった。とほほ。だがそれより気になるのはアレルヤの不調。別人格であるハレルヤの消滅と共に脳量子波のなくなってしまった彼は今や「ちょっと上手なモビルスーツ使い」に過ぎないわけで、以前ほどガンダムと量産機の差がない現在ではヤバイんでないだろうか。

ファーストシーズンと違ってずいぶんとシリアスな状況の続く今シーズンだが、イアンとミレイナの親娘はかなり和むね。かなり好きだわこの二人。

それと、いよいよ本格的に動き始めた仮面の男ことミスターブシドー。モビルスーツの操縦は上手いものの、名前といい発する言葉といい妙な感じで日本にかぶれたバカ外人みたいだというのはさておき、各方面でも議論の的になっているその正体についてあのgoogleが妙なことを言い始めたらしい↓



わはは、そんなバカな。わはは。

#03 アレルヤ救出作戦

前回もそうだったけど刹那って、失敗を恐れて頑なに仕事復帰を拒むスメラギさんに「(アンタの作戦で失敗しても)後悔はしない」の殺し文句一言で翻意させちゃうんだから凄い口説き上手だ。やはり見習いたいもんだとしみじみ思ったが、一言で相手をぐらりとさせてしまうってのは普段から余程深く人を見てなければ出来ない芸当だわなぁ。自分にはとても無理っぽい。


さて今日は一話の中で計画の立案から実行までがバランス良くまとまっていて出来の良い回だった。救出が成功して3機のガンダムが虹をバックに戦場を脱出するシーンはシリーズ屈指の美しいシーンだった。しかし今回一番萌えたのはアレルヤと共に救出されたマリナがダブルオーのコックピットで心細げな表情を浮かべているところでしたな。ああいう表情はタマランね。携帯の待ち受けとかPCの壁紙にしたい気分だったっすー。

散り散りになったメンバーも戻ってきたし、これで序盤は終了ってところかな。ファーストシーズンはキャラクターがそれぞれの組織や立場から外れて動くことがなかったけど、セカンドシーズンはいろいろと異動が激しいっぽいのでどんな意外な動きがあるのかも楽しみではある。

ソーマ・ピーリスの本名がマリー・パーファシーだと明らかになった今回。忘れてしまった自分の名を告げられた瞬間、フラッシュバックしたシーンが観てて結構つらかった。大人に保護されるべき幼児が「最高の兵士を作るため」という目的で大人たちに非人道的な実験を繰り返されているという設定が何とも陰鬱。すがるべき存在がいない状況下で、命を落とす可能性もあるような実験を否応なく受けさせられた子供たちはどんな精神状態になるんだろうか、とかいろいろ考えるとたかがアニメにかなりへこむってのは、自分も今あんまり良い精神状態ではないからだろうな、きっと。


#02 ツインドライヴ

セカンドシーズン第2話。

ソレスタルビーイングに戻ってきた刹那は働き者だ。早速クルーの欠員補充のため地球に下りてリクルートを始めたわけだが誰でも良いというわけでもなく、結局連れてきたのは4年前に死んだロックオンの双子の弟ライルと、離脱してしたスメラギさん。しかしここで見せた刹那の口説きのテクはかなりのもので、少ないフレーズで始めに相手を驚かせて揺さぶり自分のペースでコトを運んでしまうというもの。

特に失意のどん底でビリーの部屋で酒浸りの日々を送っていたスメラギさんに対する手腕は見事なものだった。いきなりビリーに正体をばらしたりするという荒技を使いはしたが、玄関を開けさせてわずか十数秒でそこから目当ての人物を(しかも嫌がっている)連れ出すとは…見習いたいものだ。←何を?

で、タイトルにもなった今回のメインの話であるツインドライヴは、主役機であるダブルオーガンダムの主機関として太陽炉をふたつ使うという意味だが、これまでソレスタルビーイングにある4つの太陽炉のどの組み合わせでも上手く行かず動作が不安定で起動しなかったところ、刹那が持ち込んだガンダムエクシアの太陽炉とOガンダムの太陽炉という組み合わせプラス刹那のガンダム愛で起動出来たよ良かったね!という話。

起動のシーン、グラフィックスの異常な綺麗さに驚愕。思わず自分に今月中のブルーレイ購入を決意させてしまったこの作画レベルを半年間保持して欲しいものだと切に願わずにはいられない。

セカンドシーズン



ダブルオーのセカンドシーズンが待望のスタート。アニメの放映開始を心待ちにするなんて何十年ぶりだよってハナシだが、春にファーストシーズンが終わってから半年間ウズウズしていたのでようやく、という感じ。ファーストでは回収されなかった伏線だとかいろいろ明かされなかった謎だとかがこれでやっと判るわけねー。

オープニングから画も音もクオリティが高く、「機動戦士ガンダム00」の下に「劇場版」とでも入りそうな重厚なものでサンライズの意気込みを感じた。ファーストの主役機であったエクシアがいきなり量産機に墜とされたのは悲しかったが、これを見て子供の頃東映まんがまつりで見たマジンガーZがボコられてグレートマジンガーが出てくる、なんて展開をふと思い出し懐かしい気分になった。35年近く経ってもこうしたものの話の進め方はあまり変わってないのかも知れない。

しかしまあアレだ、タイトルにもなっている機体がようやく出てくるのだからこれからが本編てことになるんだろうな。そう考えると半年放映して半年休ませてようやく登場…って、ずいぶんと長い前フリだったこと。

「あれから5年後」というのが作中の時間設定であるためキャラクターが全体的に大人っぽくなっており、ファーストを見ている時に感じた微妙に居心地の悪い幼さというものが消えてすんなりと話に入っていけそうである。これから半年間、日曜日の夕方は極力予定を入れないようにしようっと。

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