あと4年

ワールドカップは終わってしまったのねー。

今夜の試合は何だったっけ?なんて考えることもないわけか…などとさっき決勝戦の再放送を観ながらそんなことをしみじみ思ってしまった。

やっぱり生で観たチームにはシンパシーを感じるものらしく試合終了直後に書いたのはフランスのことばかりだったが、優勝したイタリアについて言えば、今回一番上手く7試合を勝ち抜いたという感じ。

戦術よりも戦略を重視していたかのように見えた。一局面よりも90分ないし120分を見据え、一つの試合よりも決勝までの7試合を見据え、手を抜くところでは抜くけど、抜いちゃ行けないところでは絶対抜かない。そういうところが飛び抜けて優れていた。

今大会良かった選手は?と考えればカモラネージ、ガットゥーゾ、ザンブロッタ、ピルロにグロッソ、カンナバーロ…と次々に上がってゆく。ああそれとブッフォンも忘れちゃならねぇ。全員が守り全員で攻める。だから逆に言えば大会のMVPは?ということになっても一人に絞れず「じゃあジダンで」ということになったのかも知れない。

イタリアほどの実力を持ってそれだけ好調な選手が多くてしかもリッピが監督となれば優勝するわな。…と後から考えればいくらでも優勝する要素は見つかるわけだ。これでもし負けてれば「やっぱりユーヴェの八百長問題が…」っていう理由付けになるんだろうな。あはは。


さて今回の大会だが、一言で「楽しかった」。自分が2週間現地に行っていたこともあって、これまでで一番のめり込めた。4年前も生で観たことは観たけど、今思えば所詮分催っていう意識があったし、試合も凡戦だらけだったし良いカード少なかったしで今回の楽しさにはほど遠かった。

開催国がヨーロッパだったというのも大きかっただろう。やはり歴史があるから酸いも甘いも知り尽くしているわけで、それゆえに楽しませ方も知っているのだ。

自分が生きている間にもう一度自国開催して欲しいな。今度は余計な邪魔が入らない単独開催で、と思うことはよくあるけど、こうしてみるとヨーロッパでやるのが一番良いのかも…と残念ながら思わざるを得なかった。

次回は南アフリカの予定。自分が行くことはあまり考えていないが、この先生きている間に観られるのなんてあと10回もないのだから良い大会になればいいな、と思っている。

さああと4年。何を楽しみに生きていこう。



とりあえず来週再開するJ1だな!中断中のキャンプでウチはどこまでパフォーマンスが上がったことやら。

決勝戦

起きてるべきか早起きすべきかという点で中途半端な3時キックオフ。若い頃ならどっちかを選んでムリするところだが寄る年波には勝てないお年頃の自分が選んだのは追っかけ再生。便利な時代になったものだ。ということでいつも通り4時半に起きて観戦。

試合は、開始15分ぐらいでフランスの動けなさっぷりやイタリアのやる気満々さにああ今日はイタリアだわと思った。

なにせワントップのはずのアンリが1.5列目とか2列目にいて全然飛び出してこないんだもんな。むしろジダンやヴィエイラの方がゴール前に顔出してるってどういうことよ?

これじゃあいくらサイドからリヴェリーやマルーダが切り込んだって良いクロスを送ったって何の意味もない。ゴール前でボール持っても意味なくこねてるし。今日の中の人は柳沢か。

テレビの前でドメネクのバカー!さっさとアンリ替えろやー!と腹立って仕方なかった。スタで観てたらきっと怒鳴ってたな。

結局試合は引き分けて、PK戦の結果準優勝に終わったわけだが、平均年齢30歳のフランスはこの1ヶ月間よく頑張ったと思う。初戦のスイス戦を観に行ったときはシードなのに落ちるんじゃねーの?と思うほどグダグダだったが、試合をしてゆくにつれて調子を上げてきた。スペイン、ブラジルを破っての準優勝は充分賞賛に値する。

リベリーは「新たな発見」と言われているそうだがまさにその通り。ケルンでのトーゴ戦は見事だった。時々やらかすこともあったけど、局面局面に顔を出す走力とキレるドリブルには惚れ惚れした。すごい好きなタイプの選手である。マルセイユだっていうから去年は中田浩二と一緒にやってたわけだ。将来が楽しみな選手だと思うけど、フランス代表は20代前半のレギュラーが彼一人というのもこれから大変だなと思う。

さてジダンである。

…まあ、あれだ。数年に一度発症する悪い病気がキャリアの最終戦で出ちゃったということだ。リーガエスパニョーラはあまり観てないので日頃のジダンはよく観てないのに、これで赤紙一発退場をリアルタイムで観たのは3度目。温厚そうな顔してるけど時々自分を抑えられないんだよなあ。最近では落ち着いたのかと思っていたんだけどな。

気が小さいというか、余裕のない、真面目すぎる人なのかも知れない。だから大事な試合で自分の思うような展開じゃないとあれこれ考えすぎてテンパっちゃった挙げ句にキレる、と。まぁいずれにしてもなかなか良い大会の最後の最後でガッカリさせられたな。


3決の意義

明け方目を覚ましたら4時少し前。ちらりと外を見ると霧雨のようだから今日は散歩なしラッキーと思って二度寝に入ることに決めたが、その前にちょとニュースをとテレビをつけたらサッカーやってる。

3位決定戦だった。すっかり忘れてた。ははは。

ワールドカップの中でもその扱いに困る3決。決勝目前にして破れた傷心のチーム同士が漫然と球を蹴り合う3決。見る側としても何となくテンションの上がらないこの試合を果たして見ようかどうしようかと迷っているうちにキックオフの笛は鳴り試合開始。

そういえば今日の主審は上川さんだったっけ、日本人初のセカンドステージでの笛。ただし3決。これって評価が高いのかどうか微妙だよなぁああそういえばここはシュツットガルトかフランスvsスイスの時は暑かったけど今日はちょっと涼しそうだなぁなどと、とりとめもないことを考えながらぼんやり観ているうちに試合は前半を終了してしまった。やっぱりサッカー好きだな。どんな試合でも始まるととりあえず見続けてしまう。

前半はポルトガルが多少優勢だったものの得点の気配はまるでなかったが、後半に入ってドイツがけりをつけるべく明らかに攻勢に転じた。こうなるとさすがに開催国だけにサポーターの圧倒的な声援を受け次々とゴールを決め、終わってみたら3-1。

開催国なんだからせめて3位は取ろう、というモチベーションの差がこの結果になったのかも知れない。こうして考えると決勝には及ばなかった開催国にとっては良い救済措置みたいに思えた。

ポルトガルvsフランス



ジダンとフィーゴ。この大会を機にジダンは選手生活を、フィーゴはポルトガル代表をそれぞれ引退することになっている。昨年までレアルのチームメイト同士でもあった二人だけに「惜別」の文字がぴったりと来る光景だった。

フランスが勝ったことで決勝はイタリアvsフランス。98年〜00年頃の「神の領域」にはほど遠いが、それでもここ2〜3年では最も良いパフォーマンスを見せているジダン。8年前のフランス大会決勝、もしくは6年前のEURO00決勝の再現なるか。楽しみになってきた。



独伊戦 / ミサイル

前の晩は早寝をして4時にキッチリと起きはしたのだが、ベッドで見ていたのがまずかったらしい。気がついたら画面のタイマーは延長後半7分だった。ところどころ夢うつつの状態で見ていたような憶えはあるものの、何となく良い試合っぽかったのでがっかり。

この時点でスコアレスとなるとまたまたPK戦かな。そうなると実績からして圧倒的にPK戦の強いドイツ(逆にイタリアは圧倒的に弱い)が勝つのかなぁと思っていた矢先にイタリアの誰かが見事なゴール(後で見てみたらグロッソというパレルモの選手だった)。

おおっ!と一気に目が覚めたわけだが、その驚きも治まらぬうちにまたしてもイタリアのゴール。今度はデルピエロだった。この失点は長い間の均衡が破れてドイツの集中力が途切れたためだろう。しかも残り1分足らずで相手は堅守のアズーリ。不屈の闘志で定評のあるドイツもさすがに力が抜けるわな。

夜になって録画しておいた試合を全部観たけど、やっぱり面白い試合だった。ドイツの猛攻に対するイタリアのカテナチオ。どっちも持ち味を存分に発揮した良い試合だった。ここまでツマラン試合ばかりで、ようやく面白い試合をしたと思ったら負けちゃったドイツ。倒れ込む選手や泣いてる観客を見たら気の毒になった。開催国だもんな…。

スペイン、アルゼンチン、ブラジル、ドイツ…と、自分が優勝候補に推すと負けるなあ。こうなると優勝はフランスじゃあるまいか、などという気がしてきたが、フランス人やレ・ブルー好きが知ったら「やめろー!」とか言われそうだ。

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北朝鮮がミサイル発射。この関連ニュースで一番嗤ったのは沖縄市議会の反応だ。嘉手納基地へのPAC-3配備に対して抗議する決議を採択しようとしていたらしいのだが、今日の事件で北のミサイルの恐怖をやっと感じ、あわてて抗議決議の中止を決めたとか。

これって以前、死刑廃止派の弁護士が家族を殺されて一転、死刑存続派に鞍替えしたというニュースを聞いたときに似た脱力感を感じたが、妄想でない想像力ってのは知性のひとつなわけで、他人の人権や生命・財産を守るべき立場の人がそうした知性のひとつを持ち合わせていないってのも萎えるハナシである。

悪いことを想像したり口にしたりすればそれが現実のものとなる、という平安以来の言霊思想は千年経った今でも日本人の中に健在ということだろうか。

ブラジル敗退

なんとなんとブラジルが負けちゃいましたよ。日本戦やガーナ戦を見た限りではこんな強いチームにどこが勝てるんだよと思っていたのに、それを負かしたのは今大会これまでイマイチな印象のあったフランス。

とはいえ、韓国戦は不運なミスジャッジで引き分けにさせられただけだし、その次のトーゴ戦では前半パッとしなかったものの後半にキッチリと2点取って勝ち。で、スペインには危なげなく3-0の圧勝。尻上がりに調子を上げていく、典型的な決勝トーナメント重点型の調整をしてきたっぽい。これまでのブラジルみたいな感じ。

しかしそれにしても今日のブラジルは良くなかった。フィニッシュ直前までしか有効なボールまわしが出来てなかった。いつもだったらたとえゴールにならなくても惜しいシュートを何本も浴びせるはずなのに、ホントの決定打みたいなシュートはまるでナシ。

というか、試合全体を通じて「いずれゴール出来るさ」みたいな楽観的な雰囲気で余裕ブッこきすぎたように見えた。で、気がついたときにはもう手遅れで焦っても間に合わなかった…みたいな感じ。

メンツだけ見れば今回は2チームに割ってもそれぞれが優勝候補になれるほどタレントの集まったセレソンだと思ったが、そんなチームであっても試合に出られるのは11人なのであって、その11人が調子を出せなければこうなるわけだ。これだから面白いのだ。


どうも優勝はドイツっぽいな…残念ながら

アルゼンチン負けた

一番面白い準々決勝が始まった。

日頃は特別好きなわけでもないのだが、セルビア・モンテネグロをボコボコにしたりオランダ相手に遊んだりと、実際にこの目でその強さを見ただけにアルゼンチンにはゼヒとも決勝まで進んでもらいたかった。で、ブラジルと戦う、と。

かなり強烈な眠気をこらえながら見ていたので確かとは言えないが、どうも後半になって判定がドイツより臭いなぁというときがちょくちょく見られるようになって萎え。ま、開催国贔屓といっても前回ほどひどくないけどさ。

国自体は今回の旅で気に入ったけど、西ドイツ代表の頃から見てて面白くない試合をするチームだから今回もベスト8止まりでサヨナラしてもらいたい気分でいっぱいだったのだが、勝っちゃったのねぇ…。

皮肉なもので、この試合中終始襲い続けていた暴力的な眠気は試合が終わった途端、雲が晴れるかのごとくぱあっと消えてしまった。おかげで録画で見ようと思っていたイタリアvsウクライナをリアルタイムに見られたわけだが、イタリアの楽勝だろという予想通りの展開だったため、むしろ裏でやっていたウィンブルドンの方が見てる時間は長かったな。

初出場でベスト8。ウクライナはよくやった。組み合わせに恵まれた観はあったけど、スイス相手に1点も入れさせないのだからシェフチェンコ頼みのサッカーというわけではなく、守備も決して悪くはなかったということだ。スペインに4失点、イタリアに3失点は仕方ない。要は勝てる可能性の高い相手にはキッチリ勝つ、ということがちゃんと出来ていたからこの結果に繋がったわけだ。

どこぞの代表はメキシコだとかポルトガルだとかスペインだとか、そんな超一流ではなく、こういうチームのやり方を当面の目標にしないと。

帰ってきたぜ




何とか朝イチのJAL成田行つかまえて帰国成功。

しかし最後の最後でドッと疲れたっぽい。成田のICで危うく事故りかけるし。



現在北京空港




今日は帰れないことに決定。拘束されますた。


…というのはウソだけどアクシデントで帰れないのはホント。仕事の遅いチャイナクオリティと、最終行程案内と違う帰国便に急遽変更しやがった旅行会社の合わせ技が原因。


明日の便も今のところ満席ばかり。はたして帰れるのだろうか…





フランクフルト中央駅では




大会でもあるのかコスプレ大集合。こっちが日本人と判るや一緒に写真撮られたりサイン求められたりスター扱い。



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